小型家電の処分方法8選!無料で捨てる方法をご紹介
小型家電の捨て方・処分方法について困っていませんか?
小型家電は多くの家庭で使用されている日常生活に重要なアイテムばかりです。皆様のご家庭にある電化製品の多くは基本的に小型家電という分類に該当し、推奨される処分方法でのリサイクル処分が求められています。
家電リサイクル法に該当する4品目(テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機・テレビ)以外の家電は、全て小型家電と考えてしまって問題ありません。小さな物や大きな物であっても扱いは小型家電となり、おおよそ400品目が該当してきます。
家電製品については、それぞれ使用期限(保証期間)等が設けられており、比較的寿命が短いアイテムが多いです。そのため、どちらの家電もおおよそ10年以内に故障などにより処分をする機会が訪れます。
家電としての扱いは同じであってもアイテムごとの特徴や大きさによっても、処分ができる方法は異なってきます。
そこで今回は、小型家電の正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① 小型家電の正しい処分方法 |
② 小型家電を処分する際の注意事項 |
③ 小型家電について詳しく知る |
小型家電を捨てる際の注意事項
小型家電を捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
小型家電の使用期限・寿命について
一般的に小型家電の使用期限は6~10年程度と考えた方が良いでしょう。一般的に家庭で使用されるものであれば急激に劣化・故障するようなことはあまりなく、安定して使用し続けることがでしょう。
もちろん、使用の頻度に応じて壊れたり不具合が生じるようなことが出てくる可能性は十分にあります。
製品の寿命については、販売メーカーによる商品の保証期間や修理交換用の部品の保有期間に左右されます。おおむね5~6年程度が設けられている場合が多いため、一旦は5年程度を目安に買い替えを意識した方が良いかもしれません。
しかし、ごく一般的に使用している程度であれば、そう簡単には壊れるものではありません。丁寧に使用していれば、問題なく10年程度使用し続けられる製品もあるでしょう。
消耗や劣化で考えられる原因
ほとんどの場合、使用具合に応じた影響が出てくると考えられます。実際の動作による負荷がほとんどと考えられますが、普通に使用している程度では壊れることはほぼないでしょう。
しかし、繰り返し頻繁に使用するなど、家電に負荷・負担が掛かってきたり、使用環境によっては自然と劣化をしてしまう場合も出てくるでしょう。
逆に、使用せずに放置しすぎていると動かないという状況に遭遇する場合もあるかもしれません。管理・保管している環境によっても寿命への影響が出ることが考えられます。
よくある故障原因
小型の家電が故障して動かなくなる原因のほとんどは、接触不良や電子回路の劣化・消耗と考えられます。
購入した後に未使用のまま保管していた製品であっても、製造からある程度の期間・時間が経過している影響により、正常に動作をしないということも考えられます。
「過度の使用状況がある」「外部からの衝撃が加わった」などの他にも考えられる要因は出てきますが、基本的には接触不要等によって通電しなくなることが原因となってきます。
通常のゴミとして捨てることもできる?
小型家電に関しては、『小型家電リサイクル法』という法律が準備されています。こちらは家電4品目(家電リサイクル法)とは異なり、処分方法が厳しく限定されるものではありません。
様々な種類の家電品目が一緒くたに分類されている状況ともなるため、推奨される処分方法(リサイクル回収)を実施できる環境がまだ整っていない状況があります。そのため、処分方法が限定されているわけではなくあくまでも「推奨」される処分方法が利用できるのみとなっています。
ですので、家電量販店・販売店等で設けられているリサイクル回収サービスを利用することもできますし、一般ゴミの不燃ゴミ収集を利用して処分することも可能となっています。
特に、これら家電製品の分別に関しては、各自治体によっても対象品目やルールが大きく異なっています。
小型家電の捨て方・処分方法8選
小型家電を処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、小型家電を処分する際に利用できる8つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
処分方法 | 費用 | 備考 |
一般ゴミとして処分する | 無料 | 費用は掛からない |
粗大ゴミとして処分する | 有料 | 費用は5,00~1,500円程度 |
リサイクル回収ボックスで処分 | 無料 | 投入可能な場合のみ |
販売店に依頼して処分する | 有料 | 費用は1,000~2,000円程度 |
リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
フリマ・オークションで売却する | (有料) | 送料が掛かる |
知人・友人に譲る | 無料 | 貰い手がいれば処分可能 |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~ ※依頼をするプランによる |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 一般ゴミとして処分する
小型家電は品目によっては一般ゴミ収集を利用して捨てることが可能です。この場合、「不燃ゴミ」もしくは「家電ゴミ」「金属ゴミ」として捨てることとなります。
多くの自治体では、各家電製品目ごとに分別方法を定めている場合が多いです。ゴミとして排出する際に捨て方を指定される場合もあるでしょう。分別品目が設けられておらず記載が見受けられない場合には、粗大ゴミに該当する場合があります。
品目数も非常に多く、正確に確認することができない場合もあるかもしれません。その場合には、お住いの自治体に問い合わせをして正確に確認してみると良いでしょう。
② 粗大ゴミとして処分する
粗大ゴミは一般的に、一辺が30cm以上の大きなゴミの場合に該当してきます。しかし、家電製品の場合には一概に該当してくるとは判断できません。
そのため、処分を進めたい家電製品が一般ゴミとして分類されているのか、粗大ゴミとして排出する必要があるのか、お住いの自治体の分別ルールを確認してみましょう。
処分手数料は多少かかりますが費用の負担もそこまで大きくありません。また、回収依頼の申し込みを済ませて収集場所まで運ぶことさえできればスムーズに処分が可能です。
家電製品によっては移動をさせにくい製品もあるため、自力で収集場所にも持ち運ぶことが難しい場合は、2~3人で作業ができるように準備しましょう。
実際に処分するまでは、申し込みから数日(1週間~10日)ほど掛かることが考えられます。最も分かりやすい処分方法ではありますが、あらかじめ処分が完了するまでにある程度の日数が掛かることは把握しておきましょう。
③ リサイクル回収ボックスで処分する
家電製品を処分する場合、小型家電リサイクル回収ボックスを利用することができます。リサイクル回収ボックスは、公共施設や商業施設に設置されていることが多く、施設の営業時間内であれば気軽に利用することが可能です。
しかし、どのような家電製品でも処分することができるわけではありません。リサイクル回収ボックスの投入口にはサイズの制限があるためです。
自治体によっても大きさは異なりますが、横50cm × 縦15cm 程度の投入口となっていることが多いです。このサイズに収まり問題なく投入できる家電製品であればどのようなものも処分することが可能です。
リサイクル回収ボックスについては全国的に設置が進められているものですが、まだまだ普及には時間が掛かることが予想されます。そのため、お住いの地域の最寄りでは使用できる場所がない場合も考えられます。
利用可能なリサイクル回収ボックスを探す場合には、お住いの自治体のホームページを確認してみましょう。また、確実に利用したい場合には、市・区役所に足を運べば大概は設置されているため、すぐに利用することができるでしょう。
④ 販売店に依頼して処分する
お住いの地域の最寄りの家電量販店や販売店に相談すれば処分回収を引き受けてくれる場合があります。しかし、お店によっては品目に応じて処分回収を行っていない場合もあります。
これには理由があり、お店側で販売されていない類の電化製品となると、回収の準備がしづらいという事情があるためです。つまり、販売店側では特定の家電を売る時点で、回収についても準備がされている場合がほとんどになります。
しかし、まだ世間的にもリサイクル回収の環境が整っているわけでもないため、販売を行っていても回収処分を請け負ってくれないお店も存在します。現状、法律的には回収処分サービスが努力義務になる側面があるからです。
そのため、まずはお店に問い合わせをしてみて回収処分を行っているかどうかを確認しておくことが重要です。
⑤ リサイクルショップで売却する
引き続き使用することが可能で大きな問題もなく十分に売れそうなものであればリサイクルショップで売却することが可能です。
リサイクルショップ自体は、そこまで個別に商品に詳しくない可能性もありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待もできるでしょう。そのため、家電を多く取り扱うお店を利用することがおすすめです。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的シンプルに処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額の高さにはならない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効な処分方法と考えられます。
また、売却時期も重要です。家電によっては、日用品・暖房器具などジャンルも様々です。日常生活で活躍する家電であれば引っ越しシーズン前の2~3月頃(春季)の売却がおすすめです。事前に余裕をもって時期に関係なく売却をしておくことも可能ですが、買い取り金額は大きく違いが出る場合もあるため注意しましょう。
リサイクルショップの場合、大概は直接お店に製品を持ち込む場合がほとんどです。家電の多くは持ちこむこと自体が難しいものばかりではありませんが、大きなサイズの家電の場合には出張買取を行ってもらえるお店を選ぶことも重要です。
注意点として、リサイクル店では製品によって買い取りが可能な条件・限度があることを覚えておきましょう。家電の場合、製造からおおむね5年未満の製品であれば、十分に有効な買取対象となることを覚えておきましょう。
しかし、問題なく動作していたとしても、明らかに製造から時間が経過しすぎている家電に関しては、買取対象にならない場合もあるので、十分に注意しましょう。
⑥ フリマ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、自分の任意の金額で売買を進めることが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、最終的には個人間での取り引きとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。家電の場合は、製品のサイズも様々であるため、ものによって送料も異なってきてしまうでしょう。場合によってはかなり重量のある郵送物にもなってくるでしょう。
そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があるため、売値自体は中古相場よりも若干低くめになることは頭に入れておきましょう。
リサイクルショップと同様に売却時期は重要です。需要が高まる時期にできるだけ相場よりも安めに出品するなどの工夫をすることができれば、売却が成立する可能性も高いでしょう。
⑦ 知人・友人に譲る
ご自身の周りで家電を欲しがっている人がいれば、無料で譲ってしまうことも良い方法でしょう。
ただしこの場合は、しっかりと「問題なく使用し続けることができるもの」であることが条件です。「壊れ気味・調子が悪い」といった製品を譲渡することは、トラブルが生じる可能性もあり、あまり好ましくないことですので注意しましょう。
「使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすい場合もあるかもしれません。
誰か貰い手を探す場合にも、声を掛けるタイミングは重要です。春季など引っ越しシーズンに合えば、貰い手を見つけやすい家電もあるでしょう。
⑧ 不用品回収業者で処分する
どのような家電製品であっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。持ち運びが大変な家電製品でも、解体するなど適宜工夫をして持ち出してくれます。
ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまう場合があります。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。
費用自体は高い処分方法となってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、非常に利便性の高い処分方法となっています。
それなりに大きな家電であれば、1品のみだとしても処分を優先して依頼することは有効かもしれません。
小型家電製品の処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。小型家電を捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、小型家電製品の処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、家電製品の送料はそれなりに掛かってしまう場合があります。大きめな郵送物になる場合には、2,000~3,000円ほど郵送費が掛かってくる可能性もあります。
そのため、それらの事情を踏まえると、どのような中古家電製品であっても1,500円以上の価格相場になってきてしままう場合が多いです。
つまり、製品代が2,000円であれば出品金額は最低でも3,500円以上となってきます。こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、新品で購入する家電製品の半額以下程度の相場程度に収まらないとフリマやオークションでは売れにくいものとなってくるでしょう。
販売店では引き取ってもらえない場合がある
先述の通りですが、小型家電リサイクル法は法律として施行されているものの、世間的にはまだまだ普及段階となっています。ですので、リサイクル回収処分を利用できない場合も十分にあります。
そのため、推奨される処分方法を選択せずとも、問題がなく可能であれば不燃ゴミ・金属ゴミなどの一般ゴミとして処分することも可能です。
処分を行う家電製品の種類、お住いの地域の対応状況などを踏まえて、ご自身に合った処分方法を探してみましょう。
まとめ
小型家電製品にはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。家電量販店等に回収処分を依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。
比較的処分をしやすい部類のアイテムになりますが、製品のサイズや手間も考慮する必要があります。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
また小型家電製品の場合、物によってはある程度の大きさや重さもあります。そのため、移動させることが大変な場合も考えられるため、人手が必要であるかなど、様々な視点から処分方法を検討した方が良いでしょう。
小型家電製品の処分はリユース本舗へ
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