ホットカーペットの捨て方8選!無料で処分できる方法をご紹介
ホットカーペットの捨て方・処分方法について困っていませんか?
ホットカーペットは主に気温の下がる寒い時期に使用され、人が座る場所や足元を温めたりするための暖房器具として欠かせないアイテムとなっています。現在でも、和室のように床に直に座るような環境もあるため、使用される機会も多く比較的需要の高いものとなってきているでしょう。
しかし、電化製品ともなるため時間の経過とともに壊れてしまったり、暖まりづらくなってくるなど不都合が生じてくる場面も出てくるでしょう。そうなってしまうと、新しい製品を購入したり処分を進めるといったことが必要になってきます。
また、暖房器具としての目的もありますが、使用しない時期には通常のカーペットとしての役割もあります。そのため、ホットカーペット自体のヘタりが生じたり、単純に絨毯・カーペットとしての役割が果たせなくなっても処分をする必要が出てくるでしょう。
そこで今回は、ホットカーペットの正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① ホットカーペットの正しい処分方法 |
② ホットカーペットを処分する際の注意事項 |
③ ホットカーペットについて詳しく知る |
ホットカーペットを捨てる際の注意事項
ホットカーペットを捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
ホットカーペットの使用期限について
一般的にホットカーペットの使用期限は6年程度を考えた方が良いでしょう。家庭で使用されるものであれば急激に消耗されるようなこともなく、頻繁に壊れてしまうようなこともありませんが、使用の頻度に応じて壊れたり不具合が生じるようなことも出てくるものでしょう。
消耗や劣化で考えられる原因
経年劣化により暖熱効果が発揮できなくなってきた場合には処分を検討する望ましいでしょう。このような状態になることはあまりないだろうと考えられますが、もし起こった場合には寿命が来たと考えてしまって良いかもしれません。
よくある故障原因
電化製品ともなると接触不良や動作の不備などが出てくる場合も多いでしょう。特に、電源コードを使用するものにもなるため、電源コードの劣化に伴い動作しなくなってしまうなどの状況も生じる可能性があります。
製品本体と電力供給部とで断線などが起きることも良くあるため、このような場合には使用を控え、買い替えを行うなどの必要が出てくるでしょう。
一般的なゴミとして捨てることができない
ホットカーペットというと、広く床面に使用するやや大き目な製品を思い浮かべるはずです。折りたむことができたとしても、ある程度の大きさになってくることが考えられます。
そのため、一般的には粗大ゴミの規定の大きさ(一辺が30cm以上等)に優に該当してきてしまうため、多くの自治体では粗大ゴミとして処分を進める必要があります。
ただし、製品を細かく分解することが可能であれば一般ゴミとしても捨てられる場合もあります。しかし、その場合には素材ごとに徹底した分別が必要であったり、細かく裁断する必要があるなど手間が掛かると考えられます。
ホットカーペットの捨て方・処分方法8選
ホットカーペットを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、ホットカーペットを処分する際に利用できる8つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
処分方法 | 費用 | 備考 |
一般ゴミとして処分する | 無料 | 費用は掛からない |
粗大ゴミとして処分する | 有料 | 費用は5,00~1,000円程度 |
家電量販店に依頼して処分する | 有料 | 費用は1,000~2,000円程度 |
リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
フリマ・オークションで売却する | (有料) | 送料が掛かる |
寄付をする | (有料) | 送料が掛かる |
知人・友人に譲る | 無料 | 引き取り手がいれば処分可能 |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~ ※依頼をするプランによる |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 一般ゴミとして処分する
最も基本的な捨て方・処分方法となるのが一般ゴミとして自治体のゴミ収集に出すことです。
自治体によっても分別ルールが異なる場合がありますが、「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」として収集してもらうことが可能な場合があります。
特に、ホットカーペットを解体しても問題なく捨てられる範囲のものであれば一般ゴミとして捨てることが可能と考えられます。ホットカーペットであれば大型のハサミ等で小さく分けることも可能ですし、取り外した金属パーツなども単純な金属片であれば回収対象となるでしょう。
その他、電源コード等も不燃ゴミ等で処分することができるようであれば、全て一般ゴミで捨てることは可能です。しかし、非常に手間が掛かりますし危険が伴う可能性もありますので注意が必要です。
② 粗大ゴミとして処分する
不用品を処分する場合、粗大ゴミで処分する方法が最も分かりやすくシンプルな処分方法となってくるでしょう。基本的に、一辺が30cm以上の大きなゴミの場合は大概のものが粗大ゴミとなってきます。
処分手数料は多少かかりますが費用の負担も小さいです。また、回収依頼の申し込みを済ませて収集場所まで運ぶことができればスムーズに処分が可能です。
実際に捨てるまで、申し込みから数日(1週間~10日)ほど掛かることが考えられますが、最も分かりやすい処分方法となります。
③ 家電量販店に依頼して処分する
お近くに家電量販店があれば、処分を依頼することが可能です。多くの場合、同様の製品を販売している店舗であれば、家電リサイクル回収の対応が可能と考えられるため、処分を依頼できるでしょう。
しかし、リサイクル回収というイメージから無料で処分ができそうな印象を受けがちですが、基本的には有料のサービスとなっていますので注意しましょう。費用は1,000~2,000円程度かかりお店によっては対応は異なります。
新たな製品を購入する場合(買い替えの際)に無料で回収処分をしてくれるという場合も見受けられます。しかし、実際には「製品の代金」+「処分費用」=「請求金額」となっていて、処分費用の内訳が見えづらく無料に見えるだけです。
そのため、そもそもお願いをすれば「無料で処分ができるのでは?」と思われがちですが、基本は処分にお金が掛かるものとなるので、覚えておきましょう。
④ リサイクルショップで売却する
引き続き使用することが可能で大きな問題もなく十分に売れそうなものであればリサイクルショップで売却してみましょう。
リサイクルショップはそこまで商品に詳しくない可能性もありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待もできるでしょう。暖房器具を多く取り扱うお店が特におすすめです。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額は付かない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。
また、売却時期も重要です。暖房器具であれば寒くなってくる時期の10~12月頃の売却がおすすめです。事前に余裕をもって夏季頃に売却をすることも可能ですが、買い取り金額は大きく違いが出る場合があるため注意しましょう。
注意点として、リサイクル店では製品によって買い取りが可能な限度があることを覚えておきましょう。保証期間が迫っていたり、メーカーによる修理が可能な期間に余裕がない製品は買い取ってもらうことができません。そのため、ホットカーペットの場合は、製造からおおむね5年未満の製品が買取対象となることを覚えておきましょう。
⑤ フリマ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、自分の任意の金額で売買を進めることが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。
ホットカーペットの場合はそれなりに大きな商品となるため送料も自然と高くなってしまいます。そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があるため、売値は中古相場よりも若干低くなることは頭に入れておきましょう。
リサイクルショップと同様に売却時期は重要です。需要が高まる時期にできるだけ相場よりも安めに出品するなどの工夫をすることができれば、売却が成立する可能性も高いでしょう。
⑥ 寄付をする
ホットカーペットは、部屋に敷く大きな製品ばかりではなく、机の下などの1m四方の範囲だけで使用される小さな製品もあります。中にはペット用の製品もあります。
そのため、動物愛護団体などでは冬場のペット用の暖房器具として、ホットカーペットの寄付を募集されていることが多いです。可能であれば、進んで寄付を行い有効活用してもらいましょう。
しかし、寄付をする場合の多くは、ボランティア団体や慈善団体等へ寄付品を自費で郵送する必要があります。そのため、結果的に処分に繋がったとしても、他の方法と比べるとやや費用は高めとなってきます。
⑦ 知人・友人に譲る
ご自身の周りでホットカーペットを欲しがっている人がいれば、タダで譲ってしまうことも良いでしょう。
ただしこの場合は、しっかりと「問題なく動作し、使用し続けることができるもの」であることが条件です。「壊れ気味・調子が悪い」といった製品を譲渡することは、トラブルが生じる可能性もあり、あまり好ましくないことですので注意しましょう。
「使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。
⑧ 不用品回収業者で処分する
ホットカーペットのようなものであっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。
ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。
そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分に費用を抑えることが可能です。
費用自体は高い処分方法となってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、非常に利便性の高い処分方法となっています。
ホットカーペットの処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。ホットカーペットを捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、ホットカーペットの処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、ホットカーペットの送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物になり基本は折りたたんでまとめてもある程度の大きさになってきます。そのため、郵送には2,000~4,000円ほど費用が掛かってくるでしょう。
そのため、そのような事情を踏まえると、どのような中古品であっても3,000円以上の価格相場になってきてしまいます。
つまり、ホットカーペット代が2,000円であれば出品金額は4,000~6,500円程度となってきます。こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、新品のホットカーペットの半額以下程度の相場に収まらないとフリマやオークションでは売れにくいものとなってくるでしょう。
家具店等では引き取ってもらえない場合がある
一般的な家具店等では、無料での引き取り処分を行ってもらえない場合が多いです。今も商品を販売していたり、商品を購入したお店であっても、お店側の事情で対応してもらえない場合も十分にあります。
ポイントとしては「無料での回収のみ」「有料での処分のみ」は受け付けていない場合があることです。「新たな商品の購入に合わせて、費用を払って処分をしてもらう」という条件でしか処分を受け付けていない場合が多いです。
そのため、もし引き取り処分を希望される場合には、事前に調べたり問い合わせたりして問題がないことを確認してからお店に足を運んだ方が確実です。
ホットカーペットのような電化製品を処分したい場合には、専門店となる家電量販店に相談をした方が確実です。
個別に裁断処分をするのはかなり大変
ホットカーペットは製品の本体となる電熱素材が含まれているカーペット部分の扱いが難しいです。通常のハサミなどでは切ることができず、やや大きめなハサミを使用しなければ切断することが難しいものと考えられます。
また製品によってはカーペット部分の造りも異なってくると考えられるため、頑張っても切ることが難しい製品もあるだろうと考えられます。一般ゴミで捨てようと無理をせず、他の処分方法を検討することも大切です。
まとめ
ホットカーペットにはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。家電量販店等に引き取り・回収を依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。
比較的処分をしやすい部類のアイテムになりますが、製品の大きさ故に手間が掛かる面も考慮する必要があります。
ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
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