地域の特徴や詳細について【八千代市】

地域の特徴や詳細について【八千代市】

千葉県八千代市は、千葉県内の中でも大規模な地域となり、約19.9万人の人々が暮らす地域となっています。

当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、八千代市は人口に比例して多い地域と考えられます。

そんな八千代市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。

数値から見る八千代市の情報

単に人口が多い印象の強い八千代市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。

今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。

人口や世帯数

八千代市(約19.9万人)は、千葉県内に存在する54地域の自治体の中でも8番目に人口の多い都市です。

人口の割合は「県内全域の3.17%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、習志野市の約17.6万人となり、八千代市よりも11.6%ほど少ない状況となっています。

そのため、千葉県内から排出されるゴミの30個の内の1つ程度は八千代市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると八千代市の占める割合は多いことが伺えます。

人口密度

八千代市の人口密度は1km²あたり0.38万人となっています。

千葉県内でも8番目に人口の多い八千代市は人口密度もある程度高くなるだろう考えがちですが、千葉県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.17万人となることから、人口密度は標準よりやや高い部類です。また、人口密度順で見ると県内では8番目となっています。

これらのことから、人口は多くなるものの土地的には非常に余裕がある地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されやすい傾向もあると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは多くなってくるかもしれません。

世帯数

八千代市の世帯数は約8.5万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.34人となっています。千葉県内では、九十九里町の2.34人に次いで世帯人数が31番目に多い地域となっています。

人口が多くなる印象が強いですが、八千代市については世帯割合が43%と標準的な状況があり、ゴミの排出機会はそれなりに多い部類となるでしょう。

ちなみに、世帯数の割合が県内で最も高い市川市は49%となっています。

近隣の自治体との差

八千代市に近い地域では、同じ県内に富里市があります。こちらは八千代市と面積もそこまで違いのない環境です。

八千代市の人口と比べると、「富里市は約4.7万人で約24%」となるため少なくなっています。また、地域の人口密度を八千代市と比べると、「富里市は約23%」とこちらも少ない状況です。

大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。

そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、八千代市と人口密度の差もある富里市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も変わらず、ゴミ収集の対応負荷は低い状況と考えられるでしょう。

ゴミ処理の規模感

千葉県内で比較的人口密度が高い八千代市については、柏市の1.04倍の過密さとなっています。人口こそ少なくなりますが、1k㎡あたりで見ると柏市に比べるとややゴミが多くなると考えられるでしょう。

また、柏市と比べると人口は0.46倍、面積は0.44倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、柏市に比べて八千代市のゴミ処理能力が3倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。

規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。

千葉県内での位置付け

各項目【八千代市】	詳細情報	平均値	MAX / MIN
面積	51.4㎢ (34位)	95.5㎢	368㎢ / 17.3㎢
人口	19.9万人 (8位)	11.6万人	97万人 / 0.58万人
世帯数	8.51万世帯 (7位)	5.1万世帯	44万世帯 / 0.2万世帯
世帯人数	2.34人 (31位)	2.41人	2.87人 / 2.04人
人口密度(1㎢)	0.38万人 (8位)	0.17万人	0.99万人 / 0.07万人

八千代市に関しては、多くの項目で上位・中位近辺に位置する状況となり、人口が多い地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみるとある程度余裕がある環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性は高い地域と考えられ、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。

人口数に対して世帯数の割合は低くなり、人口密度は比較的高く世帯人数は標準的な状況から考えると、地域全体の単身者世帯は多いものの、大多数はファミリー層であると考えられます。

※上記は千葉県全域の地域を対象とした比較データとなっています。

八千代市は過密な地域なの？

1㎢あたりの人口密度が0.38万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり1.9人、100㎡あたり0.38人となる状況です。

平均値となる佐倉市では、500㎡あたり0.8人、100㎡あたり0.16人となることから、一般的・標準的な地域と比べても非常に高い密度となってきます。

八千代市については、都心からはやや離れた位置にある事情もありますが人口はそれなりに多い地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と標準的となる状況です。

まとめ

八千代市のように人口が多くなるものの面積が広い自治体は、それだけ局地的に多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。

千葉県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。

どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。

また、千葉県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。

八千代市エリアの情報については『八千代市｜不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。