
地域の特徴や詳細について【白井市】
千葉県白井市は、千葉県内の中でも比較的小規模な地域となり、約6.2万人の人々が暮らす地域となっています。
当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、白井市は人口に比例してやや少ない地域と考えられます。
そんな白井市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。
数値から見る白井市の情報
単に人口がそこまで多くはない印象の強い白井市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。
今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。
人口や世帯数
白井市(約6.2万人)は、千葉県内に存在する54地域の自治体の中でも25番目に人口の多い都市です。
人口の割合は「県内全域の1.0%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、銚子市の約5.8万人となり、白井市よりも6.4%ほど少ない状況となっています。
そのため、千葉県内から排出されるゴミの100個の内の1つ程度は白井市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると白井市の占める割合は小さいことが伺えます。
人口密度
白井市の人口密度は1km²あたり0.17万人となっています。
千葉県内でも25番目に人口の多い白井市は人口密度はそこまで高くないだろうと想像できますが、千葉県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.17万人となることから、人口密度は標準的な部類です。また、人口密度順で見ると県内では13番目となっています。
これらのことから、人口は比較的少なくなるものの土地的にはある程度の余裕がある地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されやすい傾向もあると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは多くなってくるかもしれません。
世帯数
白井市の世帯数は約2.4万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.59人となっています。千葉県内では、世帯人数が13番目に多い地域となっています。
人口はそこまで多くない印象が強いですが、白井市については世帯割合が39%と低い状況があり、ゴミの排出機会は少ない部類となるでしょう。
ちなみに、世帯数の割合が県内で最も高い市川市は49%となっています。
近隣の自治体との差
白井市に近い地域では、同じ県内に流山市があります。こちらは白井市と面積もそこまで違いのない環境です。
白井市の人口と比べると、「流山市は約19.9万人で約320%」となるため多くなっています。また、地域の人口密度を白井市と比べると、「流山市は約321%」とこちらも多い状況です。
大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。
そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、白井市と人口密度の差も大きい流山市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も変わらず、ゴミ収集の対応負荷も高い状況と考えられるでしょう。
世帯数比で考えると、白井市(約2.4万世帯)、流山市(約8.3万世帯)となり、おおよそ0.29倍です。そして、人口密度を白井市比で換算すると流山市は0.31倍となります。その為、世帯数比(0.29) × 人口密度比(0.31) = 0.09 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、白井市のゴミ排出規模は流山市と比べて10倍程度の違いがあることが分かります。
ゴミ処理の規模感
千葉県内で比較的人口密度が高い白井市については、四街道市の0.64倍の過密さとなっています。人口こそ少なくなりますが、1k㎡あたりで見ると四街道市に比べるとややゴミが少なくなると考えられるでしょう。
また、四街道市と比べると人口は0.66倍、面積は1.02倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、四街道市に比べて白井市のゴミ処理能力が2倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。
規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。
世帯数比で考えると、白井市(約2.4万世帯)、四街道市(約3.8万世帯)となり、おおよそ0.62倍です。そして、人口密度を白井市比で換算すると0.64倍となります。その為、世帯数比(0.62) × 人口密度比(0.64) = 0.40 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、白井市のゴミ排出規模は四街道市と比べて2.5倍ほどの違いがあることが分かります。
千葉県内での位置付け
各項目【白井市】 | 詳細情報 | 平均値 | MAX / MIN |
面積 | 35.5㎢ (41位) | 95..5㎢ | 368㎢ / 17.3㎢ |
人口 | 6.2万人 (25位) | 11.6万人 | 97万人 / 0.58万人 |
世帯数 | 2.4万世帯 (27位) | 5.1万世帯 | 44万世帯 / 0.2万世帯 |
世帯人数 | 2.59人 (13位) | 2.41人 | 2.87人 / 2.04人 |
人口密度(1㎢) | 0.17万人 (13位) | 0.17万人 | 0.99万人 / 0.07万人 |
白井市に関しては、多くの項目で中位近辺に位置する状況となり、人口が少ない地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみるとある程度の余裕がある環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性は高い地域と考えられますが、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。
人口数に対して世帯数の割合はそれなりに低くなり、人口密度は低いものの世帯人数は高い状況から考えると、地域全体の単身者世帯は多くはなく、ファミリー層が多いものと考えられます。
※上記は千葉県全域の地域を対象とした比較データとなっています。
白井市は過密な地域なの?
1㎢あたりの人口密度が0.17万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり0.85人、100㎡あたり0.17人となる状況です。
平均値となる佐倉市では、500㎡あたり0.8人、100㎡あたり0.16人となることから、一般的・標準的な地域と比べても概ね平均値程度の密度があることになります。
白井市については、都心にそれなりに近い事情もありますが人口は少ない地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と同様に低い状況です。
まとめ
白井市のように人口がそこまで多くなく面積が広い規模の自治体は、それだけ局地的に多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。
千葉県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。
どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。
また、千葉県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。
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白井市エリアの情報については『白井市|不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。