豊島区でフライパンを処分する方法
豊島区でフライパンを処分したい場合、一般ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
『フライパン』品目の分別について
フライパン製品に関しては、上記の1品目が該当します。
豊島区で粗大ゴミに該当するものについては「一辺の長さの最大が30cm以上のもの」という定義があるため、そちらをもとに判断をしていきましょう。
フライパン製品は小型の金属類ゴミに指定されているため、最大辺が30cm未満となる場合には『金属・陶器・ガラスごみ(不燃ごみ)』となります。
詳細を除き品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
品目に該当する製品
豊島区の場合、他の自治体の場合と同様に「鍋」「フライパン」などについては、一般的な小型の金属製の調理器具であれば全て不燃ゴミに該当するものと考えられます。
それぞれの製品の大きさを気にすることなく処分を行うことが出来るため、不燃ゴミの処分に合わせて捨てることができれば問題ありません。
※豊島区では、不燃ゴミ類の収集日が月2回設けられており利用することが可能となっています。
ゴミ収集で処分する場合の条件
豊島区では、フライパン品目は「不燃ゴミ・粗大ゴミ」に分類されています。
一般ゴミでの処分条件の詳細
直径30cm未満のフライパンについては、不燃ゴミ(小型の金属類)で処分することが可能です。排出に際しては特に難しい条件等はありません。
その為、フライパン・鍋等の小型の金属類ゴミ(調理器具等)については不燃ゴミに出すだけで処分が可能です。
フライパンのサイズを計る場合、持ち手(柄・取っ手)を除いた部分の大きさを基準に判断をしましょう。その為、柄・取っ手を含んで40cmを超えるような製品があったとしても、その場合は小型の金属ゴミとなります。
粗大ゴミでの処分条件の詳細
最長辺が30cm以上の大きなフライパンについては、粗大ゴミの規定のサイズに当てはまる場合には粗大ゴミでの処分が必要となってきます。先述と同様に、持ち手(柄・取っ手)部の長さは含めずに考えましょう。
粗大ゴミで排出する際には、特に難しい条件はありませんが、粗大ゴミであることが明確に分かるように、置いた際の上面側に「粗大ゴミ」などと書いた紙を貼り付けて分かりやすいかたちで排出できた方が良いでしょう。
※フライパンをそのままの状態で家の軒先や路上のゴミ収集場所に出しておく場合には、分かりやすくなるように心がけ工夫しましょう。
フライパンを排出する際の注意点
フライパンや鍋を購入する場合、一緒に蓋(ふた)が付いて販売されている製品もあるでしょう。このような場合、一緒の物として扱って合わせて処分を進めて問題ありません。
フライパンとは異なり、多くのフライパン蓋はガラスが使われているなど異なる素材が使われているものが多いです。大きな蓋製品については、粗大ゴミの鍋品目での扱いとなり蓋のみの単体でも処分が可能です。
金属製の蓋の場合には「金属ゴミ」、プラスチック製は「可燃ゴミ」、ガラスが含まれる蓋製品に関してはガラス製品として「不燃ゴミ」で捨てましょう。
また、取手に関しては、木製・プラスチック製は「可燃ゴミ」、取り外しできるタイプの金属製のものは「金属ゴミ(もしくは不燃ゴミ)」となります。
その他の補足情報
フライパンの処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。
不燃系ごみの収集曜日について
豊島区では地区ごとに月2回の決められた曜日に不燃ゴミ(金属・陶器・ガラスごみ)が収集されます。
回収日の朝8時までにお出しください。祝日は平常どおり回収しています。
排出に際しては特に制限等はありませんが、捨てたい・処分したい物を新聞紙・厚紙・袋などで包み透明な袋に入れて排出するなど、どのような品目であるかを表示しておく必要があります。
自治会等による資源の自主回収について
販売店等の事業者が自主的に資源ゴミ等の回収を行っている場合がありますが、豊島区からの公式な案内情報によると、フライパン(金属製品)等の回収は行われておりません。
あくまでも自治会等による自主的な取り組みとなるため、上記以外にも様々なゴミの回収を行っている場合もあるかもしれません。しかし、回収対象となる品目は一般的な資源ゴミに限られる場合が多そうです。
ガラスの蓋が割れている場合
まず、割れた破片はポリ袋に集めまとめましょう。集める場合は怪我に注意しながら作業してください。 微細な破片を集める場合は粘着テープなどを使用し、粉は湿った布などでふき取り、ポリ袋に合わせて入れましょう。
捨てる際は、残りの蓋も合わせてまとめておき、「ガラス・危険」と袋に記載して注意喚起をしておくと良いでしょう。
※ガラス蓋が割れてしまっても、ガラス部分を完全に取り除くことはできないため、合わせてガラスゴミとして扱い処分を進めて問題ありません。
清掃施設に持ち込む
自力で運搬が可能で回収施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効でしょう。
しかし、豊島区では清掃施設への一般・粗大ゴミの持ち込みは禁止されているため、フライパンの処分を進める上では清掃施設への直接搬入は活用できません。
購入先の業者に相談する
フライパン製品の場合、基本的に処分が難しいものではありません。豊島区の場合には、製品のサイズに応じて処分方法も用意されています。
そのため、購入店等のお店で買い替えに合わせた引き取り回収などは基本的に行われていないと考えられます。多くの場合、自治体のゴミ収集での処分を案内されるでしょう。
各種業者に依頼する
フライパンの処分が必要となる場合には、いくつかの専門業者に回収を依頼することも可能です。
まず、『不用品回収業者』を利用する方法があります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く、使い勝手がとても良いです。
次に、自治体より案内がある『一般廃棄物処理業者』へ依頼を行うことも可能です。特に問題なく回収してもらうことが可能ですが、粗大ゴミ関係以外で利用する場合には、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。※自治体の収集を利用するように案内される可能性もあります。
ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、フライパンゴミの量により費用も高くなる場合が考えられます。
処分方法ごとの詳細
・月2度の収集にて排出可能
・処分費用:無料
・粗大ゴミで処分する
・処分費用:400円
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 月に2回利用でき費用も掛からないため推奨
⇒ 粗大ゴミで処分を進めることができれば比較的費用も掛からないため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 収集・回収を行ってもらえる予定が近ければ比較的早めに処分ができるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からない
まとめ
フライパンは、どこのご家庭にも必ずある一般的な製品です。様々な種類のフライパン製品がありますが、基本的にはどちらも扱いは同じであるため、難しく考えずに処分を行うことが出来るでしょう。
基本的には大きさによって処分方法が異なります。豊島区の場合にも大小サイズごとにそれぞれ不燃ゴミ・粗大ゴミとなることを覚えておきましょう。小型のフライパン製品であれば月2回の頻度で不燃ゴミで捨てられる機会があります。
その他、フライパンの蓋や取手を捨てる場合にも難しく考える必要はありません。不燃ゴミ・粗大ゴミに関わらず鍋やフライパン製品に関しては、蓋をセットで扱っているため合わせて排出をすることができます。「蓋のみ」と記載をすれば、単体のみでも処分を行えます。
また、豊島区では一般ゴミの直接搬入・持ち込み処分は利用できません。その為、処分までに最大で2週間ほどの時間が掛かる場合もあるなど、計画的に処分を進める必要があるので注意しましょう。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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