江戸川区で珪藻土マットを処分する方法
江戸川区で珪藻土マットを処分したい場合、一般ゴミ・粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
※こちらの記事については自治体に関わらず、概ね全国すべての地域に該当する内容となっています。
『珪藻土マット』品目の分別について
珪藻土マット製品に関しては、江戸川区のホームページ等に案内・情報等が無く、ゴミの分別表や料金表などを確認しても品目名は見当たりません。
詳細を除いた品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
※上述の通り、確認ができる情報は限られております。その為、当記事でご案内する情報については自治体に直接問い合わせて確認を行った情報となっています。(2024/09/01時点)
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
江戸川区では、珪藻土マット品目は『燃やさないゴミ』『 粗大ゴミ 』に分類されています。
┗ 珪藻土マット(最大辺の長さが30cm以上) … 【粗大ゴミ】 処理手数料:400円 (※持ち込み時:無料)
こちらは、チャットボットを利用して品目名で調べてみると粗大ゴミ(小さなものは不燃)として扱われていることが分かります。
江戸川区で珪藻土マットを処分する際に該当する品目は『 敷物 』となります。「珪藻土マット」としては項目が設けられていないため注意しましょう。
また、珪藻土マットの大きさに応じて分別・処分方法が異なってきます。概ね上記の規定の範囲に収まるものと考えられますが、例外がある場合には直接問い合わせを行いましょう。
珪藻土マットを処分するためには?
他の自治体と同様に、一般的な珪藻土マット製品であれば、特に問題なく粗大ゴミとして回収してもらうことが可能です。
アスベストを含んでいる可能性があるなど、問題となるような特別な素材で作られておらず、販売・製造元の確認が取れている製品であれば、処分に際して大きな問題はありません。
排出方法を守って回収してもらう
江戸川区のゴミ収集サービスを利用して珪藻土マットを処分する場合、アスベストを含む可能性がある製品については「燃やさないごみ」「粗大ゴミ」に限らず排出方法が指定される場合があるかもしれません。
詳しくは江戸川区(粗大ゴミ受付センター)にお問い合わせください。
以下は他の自治体での排出例となりますが、このような指定をされる場合もあるかもしれません。
┣ 袋の『珪藻土マット』と張り紙もしくは記載をする
┗ 粗大ゴミの場合には粗大ゴミ処理券を貼り付ける
② ビニール袋に入れた状態で清掃施設に直接持ち込む
清掃施設に持ち込める?
自力で持ち運べて清掃施設を利用できる場合、粗大ゴミを持ち込んで処分を行うことも可能です。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段でしょう。
処分の際の費用は戸別収集時の金額から1段階下がった処理手数料が掛かります。また、事前に粗大ゴミ処理券の準備が必要となるため、あらかじめ注意しておきましょう。
※江戸川区の清掃施設では、一般ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)の持ち込みは受け付けていないと考えられます。また、一般ゴミの持ち込み処分に関する案内も記載がありません。
処分に関する注意事項
珪藻土マット品目については、取り扱いに注意して処分を進めなければならない場合があるため、今一度確認をしていきましょう。
アスベストを含む珪藻土マット製品の処分について
珪藻土マットは、一時期の流行で多くの製品が販売されたいたため、海外で製造された石綿(アスベスト)を含む珪藻土マット製品が販売されていた可能性があります。
アスベストを含む可能性がある珪藻土マット製品については、自治体の粗大ゴミ回収に出すことはできない場合がほとんどです。※適切な方法で処分を進めることが求められます。
アスベストを含む珪藻土マット製品は、2006年に厚生労働省から発表された「石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について」に該当する製品となる場合には、製造メーカーや販売事業者に回収してもらうよう案内がされています。
基本的には購入店に問い合わせる
現在所有している珪藻土マット製品にアスベストが含まれる可能性がある場合、基本的にまずは購入元のお店に相談を行いましょう。
多くの場合は無料で回収をしてもらえるため、直接持ち込むことができれば問題ないでしょう。
処分に迷う場合の対応について
珪藻土マット製品については、特に問題がなければ難しく考える必要なく処分を進めることが出来ますが、状況によっては慎重に捨て方を考えていかなければいけません。
景品などで手に入れたもの
こちらは非常に該当するケースが多い物です。特に、ゲームセンター等で景品となっていたものについては、海外から輸入された量産品となる場合が多いため、アスベストを含む製品である可能性が高いです。
この場合、処分相談先が不明瞭となる場合が多いため、このような製品の場合にはまずは自治体に相談して処分方法を確認しましょう。
購入店が倒産している・相談先がない
製品を購入したお店が倒産しており、製品自体の詳細が確認できない場合については、基本的に自治体の指示に従って粗大ゴミで処分することになります。
この際に、袋に入れて縛るなど指定された排出方法に従って処分を進めましょう。
廃棄物処理業者に頼める?
江戸川区の場合、珪藻土マット製品は粗大ゴミで処分をすることが可能であるため、廃棄物処理業者に問い合わせて依頼をしても、珪藻土製品のみの場合には、粗大ゴミで処分を行うようにと案内される可能性が高いです。
また、基本的には処分を依頼することができる物と考えられますが、先述の通りアスベストを含む場合等の問題があるため、業者によっては対応できない場合も考えられます。
その他の処分方法
自治体の粗大ゴミ収集以外の方法で処分を行う場合の詳細を確認していきましょう。
リサイクル店に売却する
未使用品でまだ十分に使用できる珪藻土マット製品である場合には、リサイクル店等で売却すると良いでしょう。
商品の単価自体は高くはありませんが、需要があるため300~500円程度で買い取ってもらうことが可能と考えられます。
しかし、先述の通り「販売元が分からない」「アスベストを含む可能性がある」という製品については、買取を行ってもらうことが難しいため注意しましょう。
フリマアプリ・ネットオークションで売却する
こちらについても、未使用品でまだ十分に使用できる珪藻土マット製品である場合には、売却することが可能でしょう。
リサイクル店での売却と同様に、「販売元が分からない」「アスベストを含む可能性がある」という製品については、出品できない場合もあります。場合によっては、珪藻土関連製品自体が出品できない場合もありそうです。
また、珪藻土マット製品自体も比較的大きいため送料が多く掛かります。1,000~1,500円程度が販売相場と価格も安いため、利益を度返しして出品するなどしなければ売却も難しい可能性があります。
不用品回収業者に回収を依頼する
こちらはご家庭にある不用品を有料で回収してもらうことが可能な業者です。特に回収品についての制限もなく、収集までの対応が早いことが大きな特徴です。
沢山の不用品を出来るだけ急いで処分したいと考えている場合には、最も適した処分方法となるでしょう。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等は必要ありません。
珪藻土マット製品も回収してもらうことが出来るため、特に利用に際の問題もありません。
処分方法ごとの詳細
・燃やさないごみ収集を利用する
・処分費用:無料
・粗大ごみ収集にて依頼
・処分費用:400円 (※持ち込み処分費用:無料)
・相談を行い回収対応可能な場合
・処分費用:無料 ※対応会社により異なる
・売却可能なお店で持ち込む
・処分費用:無料 ※買い取られた場合
・出品可能で取り引きが可能な場合
・処分費用:無料 ※送料は掛かる
・任意の不用品回収業者に申込み
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 一般ゴミ・粗大ゴミの戸別収集を利用すれば、比較的費用が掛からないため推奨
⇒ 売却することができれば処分費用が掛らないため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 自力で持ち運びでき直ぐに清掃施設への持ち込みが可能な場合は推奨
⇒ 自力で持ち運びでき直ぐに売却することができれば処分費用が掛らないため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からない
まとめ
江戸川区の場合、そもそも「珪藻土マット」の品目名が設けられていないため、自治体で処分をすることが出来るかどうかを確認するところから始めなければなりません。
また、単に珪藻土マットの処分といっても実際に確認などに必要な手順は多く、処分までに必要な対応も複雑なものです。アスベストを含む可能性があるなど、しっかりとした対応が求められるものにもなるでしょう。
特に、確認せずそのまま粗大ゴミ等で捨ててしまうことがないように注意しましょう。問題がある状態での排出となる場合には、清掃施設の現場で健康被害が出る可能性もあるため、非常に注意が必要です。
江戸川区の場合には、一般ゴミや粗大ゴミとして処分を進めることが出来るため、そこまで難しく考える必要はありませんが、根本的に捨てようとしている珪藻土マット製品に問題がないかどうかの確認は必要です。それらを踏まえて排出ルールを守って処分を進めて行きましょう。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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