世田谷区で本・書籍を処分する方法
世田谷区で本を処分したい場合、一般ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
※当記事で取り上げる『本』については、書籍・雑誌・文庫本・単行本・漫画・参考書など、様々な本類を含みます。
一般ゴミに該当する本類の品目
② 単行本
本類に関しては、上記の2品目が該当します。
本・単行本と品目が別れていますが、そこまで大きな違いはないと考えられます。雑誌や週刊誌等に関しても本類として該当するでしょう。
詳細を除き品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
一般ゴミ収集で処分する場合の条件
世田谷区では、本類の品目は資源ゴミに分類されています。
本類の品目での処分条件の詳細
② 単行本【資源ゴミ】
ゴミ収集場所に捨てる際には、まとめて紐で十字に縛っておくことが望ましいでしょう。また、それらをまとめて紙袋に入れておくなどしておくことが望ましいです。
なお、排出の際には注意点が設けられています。
本を排出する際の注意点
・そのままの状態で排出しない。
・飛散しないように紐やテープなどでまとめておく
・袋などにも入れてひとまとまりにしておく
・本や単行本・書籍など以外のものは一緒にしない
・重さを考慮して一度に大量に排出しない
紙類等も同日に資源ゴミとして捨てることができると考えられますが、「本類」「紙類」など可能な限りそれぞれの品目に別けて排出することが望ましいです。
その他の補足情報
本類の処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。
資源ごみ収集曜日について
世田谷区では地区ごとに週1回の決められた曜日に資源ゴミが収集されます。
排出は回収日の朝8時までにお出しください。祝日は平常どおり回収しています。
お店等による資源の自主回収について
各種施設等で自主的に資源ゴミの回収を行っている場合がありますが、世田谷区からの公式な案内情報によると、本の回収は行われておりません。
あくまでも店舗による自主的な取り組みとなるため、上記以外にもお店によっては本ゴミの回収を行っている店舗も存在しているかもしれません。
汚れや匂いが強い場合は?
資源ゴミの回収条件には、汚れや匂いなどがない場合にという条件があります。そのため、極端に状態の悪い本・雑誌などの場合には、可燃ゴミでの処分が必要です。
また、ペンキ・カラースプレー・香水・マニキュアなどの残液を染み込ませて消費した場合の本や雑誌についても、資源ゴミとして再利用ができないものとなるため、可燃ゴミでの排出が必要となります。
可燃ゴミとして捨てても良い?
先述の通り、資源ゴミとして出せない状態の物であれば可燃ゴミでの排出が求められます。そのため、状況に応じて可燃ゴミで捨てること自体は間違ったことではありません。
例えば、20ページ分程度の雑誌であれば細かく切って可燃ゴミで捨てることも可能です。しかし、あくまでも軽度な量に限り可能なだけであり、一度にまとめて大量の紙ゴミを可燃ゴミで捨てるようなことは行ってはいけません。
粗大ゴミ収集での処分はできるか?
本ゴミが多く集まってしまった場合に、まとめて粗大ゴミとして捨てることができないか考える場合もあるでしょう。
しかし、粗大ゴミの対象となる品目としては設けられておりませんので、排出量を調整しながら資源ゴミでの処分を進める必要があります。
それ以外にも処分をする方法は存在ため、1つずつ確認をしていきましょう。
清掃施設に持ち込める?
自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段でしょう。
しかし、世田谷区の清掃施設では一般ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)の持ち込みが持ち込み禁止となっているため、残念ながら持ち込みでの処分を行うことはできません。
各種業者に依頼する
かなり大量の本・雑誌ゴミが出てしまいまとめて処分が必要となる場合には、いくつかの専門業者に回収を依頼することが可能です。
まず、古紙回収業者を探して依頼してみると良いかもしれません。古紙を専門に扱う業者となるため、やり取りもスムーズで費用も抑えられることが多いです。都合さえ合えば比較的優先して活用したい業者といえるかもしれません。
次に、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行うことも可能です。特に問題なく回収してもらうことが可能ですが、粗大ゴミ関係以外で利用する場合には、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。※一般ゴミ収集の利用を案内され回収してもらえない場合もあります。
最後に、不用品回収業者を利用する方法もあります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く、使い勝手がとても良いです。
ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、本・雑誌等のゴミの量により費用も高くなる場合が考えられます。
古本屋に売却する
本や雑誌・書籍等の状態も良く、特に問題ないものであれば買い取ってもらうことが可能です。
人気の単行本・文庫本や過去の週刊誌・雑誌などであれば、需要も高いです。逆に、ページが抜けていたり折れ目が付いている・破れているものは商品として扱えないため取り扱ってもらえません。
売却することが出来ればお金を得ることもできるため、集めていた本・雑誌のみを処分したい場合や、全巻揃っている単行本をとりあえず処分したい場合には有効でしょう。
処分方法ごとの詳細
・週1度の収集にて排出可能
・処分費用:無料
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:無料(費用が掛る場合あり)
・状態が良く買取対象となる本に限る
・処分費用:無料(持ち込みを行う場合)
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 毎週利用でき費用も掛からないため推奨
⇒ 利用ができれば無料で回収してもらえるため推奨
⇒ 買い取ってもらうことが出来れば費用が掛からないため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 上手く都合が合えい出張買取が可能であれば推奨
⇒ 都合さえ合えば早めに処分が可能となり、費用も比較的安価
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からない
まとめ
単に本の処分と考えても実際に調べてみると分かりづらく複雑なものです。特に、本・雑誌ゴミの量については回収条件が記載されていないなど不明瞭な点も多く見受けられます。
確認をしたくても夜間などの時間になると問い合わせもできず、必要な時に準備を進めることもできない状況も出てきてしまうでしょう。
基本的に一般ゴミ収集を活用して処分を進めることが可能ですが、本の量に合わせて重さも出てくるなど、まとめて処分を進める場合には大変な場合も多いです。
あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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