5Rとは?
既に他の記事でも紹介している通り、Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル) の3つの言葉を合わせた「3R」という言葉が存在してます。
今回紹介する『 5R (ファイブアール) 』とは、上記の3Rにさらに2つの言葉を合わせたものとなります。この2つの言葉は、特にリユースに関わる要素が大きいものとなります。
当記事では新たに「リペア」「リターン・リフューズ」という2つの言葉について説明を致します。
リペアとは?
まず1つ目の言葉は『 Repair (リペア) 』です。これは、リユース行う前に必要となるものとなってきます。
意味は言葉の通りとなり「修理・修繕」となり、実際に取り組むことを意味しているでしょう。
リユースは、破棄をせずに使い続けることができる物は引き続き利用するという意味ですが、廃棄される物の多くはリペアを行えれば再利用することができるものも多いです。
ごく当たり前の考えではありますが、修理・修繕を行うことを合わせて考えることが重要となってきます。また、リペアのこのタイミングで修理・修繕の可否の結果にも応じて、廃棄物の量というものも変化してきます。
しかし、可能な限り対応を行うことが求められるという雰囲気が強く、実現性が高くない場合が多いことが現実です。電化製品などの場合には、修理用の部品の現存数というものも限られる場合も多く、極端に古い製品に対しては有効でない場合も多いでしょう。
リターン・リフューズとは?
もう1つは、厳密にどちらが当てはまる言葉になるかは定まっていませんが、『 Return (リターン) 』と『 Refuse (リフューズ) 』となります。
多くの場合リフューズが取り挙げられている場合がほとんどであり、ややリデュースに近い考え方になるでしょう。
不用となるような新たな物の購入をできるだけ抑え、最終的に廃棄に繋がる製品や物の量を減らして行くという考えに繋がります。指針や考え方のみではなく、実際にそのような行動に取り組むことが挙げられます。
次にリターンは、リサイクルに繋がる行動を促進させるような指標・考え方と言えるでしょう。新聞や瓶・ペットボトル・トレイなどを回収場所や販売店舗に返却することを推奨している言葉となります。
電化製品などリサイクルのかたちが確立しているものだけではなく、再利用が可能な資源を扱う製品全般に当てはまることとなります。
5Rって具体的に何を意味するの?
世間一般的に言われている『 5R 』は以下となっています。※一部異なる場合も多く見られます。
- Reduce (リデュース)
- Refuse (リフューズ)
- Repair (リペア)
- Reuse (リユース)
- Recycle (リサイクル)
上記から分かるように、まずは物を大切に扱いできるだけ長く使用することが重要となります。
その後、不要・不必要なものは購入を避け、廃棄物となり得るものをできるだけ減らす気持ちを持つことが必要です。考えだけにとどまらず、実際に行動することが廃棄物の減少に繋がるでしょう。
その後、故障などにより使用できなくなったものについては修理などを行い、改めて活用できるものは引き続き使用していくことも重要です。できるだけ再利用をするという考えが環境問題にも大きく影響してくるでしょう。
最後に、廃棄するものがあっても素材や資源を再活用して再循環に繋げていくことが求められています。
まとめ
今回は『 5R 』について簡単に解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか。
5Rを簡単に言葉で表現したとすると「ゴミを減らしましょう」ということに尽きるかと思います。
実際に我々が直に行動を行わなくても世の中の製品のほとんどは、既にこれらの環境問題への取り組みが含まれて来ています。普段あまり意識することがなくても、これらの取り組みは多く実施されているのです。
そこから更に、可能な限り意識的に日々の生活の中で様々な取り組みを行えれば、さらなる問題の解決にも繋げて行けるものでしょう。
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